ちょどいい働き方〜ひとりネットショップという働き方

在宅でネットショップ運営

ちょうどいい働き方って?ひとりネットショップという働き方

「仕事したい」「休みたい」「頑張りたい」「成長したい」

働き方って永遠のテーマだと思います。

特に、仕事、結婚、妊娠、出産、介護などなどライフステージが次々に変化する女性にとっては人生の中で何度も自分の働き方について悩みます。

筆者でありネットショップ店主である私も現在アラフォー後半戦。

20代で結婚、出産を機に都心での会社員生活から地方での生活になり、働き方について10年以上悩み考え、向き合ってきた経験や、ちょどいい働き方の模索について現在進行形の働き方についてをお伝えしていきたいと思います。

コロナ禍で変わる働き方

2020年以降、コロナ禍となり働き方は大きくオンラインへシフトしました。

コロナによる保育園や学校の休園、休校などで仕事の仕方を変えざるを得なかった方も少なくないのではないでしょうか?

コロナ禍であろうと、収入は必要なわけで、仕事の仕方や、これからの働き方について悩む方もいらっしゃると思います。
子育てと自分、働く場所やライフステージの変化に対応しながら働く「ちょうどいい働き方」とは、それぞれの価値観や暮らしている環境、育ってきた過去でかなり異なるとは思います。

現在ネットショップオーナーとして、またウェブプランナーとして活動している筆者としての「ちょうどいい働き方」について変化や当時の悩みも含めて見ていきたいと思います。

女性の働き方の変化について

働き方ってどんな場所にいても3年あれば変化しますよね。

中には全く変わらないという方もいらっしゃるかもしれませんが、

会社員であれば役職の変化があったり、勤務地の変化があったりします。

上司が変わったり部下が変わったり、人材的な変化もあるでしょう。

職種や仕事先が変われば働き方はもちろん大きな変化があります。

小さな会社であれば、社長の一声で会社の方針が変わりますし、チーム編成が変わると時間やルーティンなども変わり働き方も変わります。

また正規雇用であっても、非正規雇用であっても、コロナ禍で在宅勤務や勤務日数など変化があった方は多いのではないでしょうか?

コロナ禍はもう3年も経とうとしています。

パートの方は出勤日に大きな差が生まれたり、会社によっては雇用してもらえないというケースや給料が激減したケースも少なくありません。
人が外に出て活動が戻っているとはいえ、コロナ禍の3年はその中で色々な変化が起こっているはず。

そして時代は起業・副業ブーム。キラキラ女子のような起業から、誰でもできる在宅ワークなど

雇用されなくても個人で収入を得られる時代になりました。

コロナ禍で自宅にいる生活を余儀なくされたこともありますが、ここ数年で女性やママ起業など色々な働き方が選択できるようになったことで、選択肢が一気に増えたこともあります。

自分で働き方を選択できる時代だからこそ個人の持つ知識や能力、考え方など必要だということが大切なこともこの数年で変化したことだと感じています。

企業に雇用されているから「安心」が得られる時代でもなく、

ましてや個人だから「稼げる」ことが当たり前ではなく、

自己啓発や自己研鑽をするかしないかで大きく格差が生まれてくる社会に変化しつつあります。

子育てと仕事の関係

働き方が多様化した今でも、やはり大きな課題は「子育てとの両立」。子育てをしながらの仕事との関係は令和になった今でも人生の課題の一つと言えるのではないでしょうか?

子育てをしながら仕事をしていくのはいつの時代も大変、といわれるけれど、大切な子どもを無事育てていきたいからこそ夫だけに頼らず自分も仕事をしていく必要のあるご家庭もいらっしゃるはず。
そういう筆者も3人の愛する我が子を育てるためには夫だけに頼って良いわけではありません。

けれども子育てと仕事のバランス、優先順位、時間の配分、心の余裕など様々な部分で

そこで子育てと仕事の関係について過去雇用された働き方ととネットショップを運営して感じていることをお伝えしていきたいと思います。

子育てと働き方のバランス

自己嫌悪の毎日

ちょうどいい働き方をしたいと思うとき、少なからず子どもへの接する時に余裕がない自分がいたり、時間に追われていたり、毎日のルーティンをこなすことで精一杯になっていませんか?

子どもが生まれたばかりの頃は、小さいからこそ一緒にいてあげたい、自分の手で育てていきたいと思う反面、ずっと家の中に子どもと二人きり。社会と繋がりが絶たれてしまったように感じました。子どもは愛しいし可愛いのに、社会に出て自分の存在価値を確かめたいと切に思っていたものです。

けれど働き出すと一転して、朝から夜までのルーティンは精一杯の毎日。

朝起こしてから夜子どもと寝落ちするまであっという間でした。

せわしない毎日で、朝起きると鏡の前には酷い顔のおばさん!(自分の顔です)。

子どもはなかなか起きないし、着替えないし、食べないし、車に乗らない。

挙げ句の果てにはもう怒ってしまい自己嫌悪。

夕方迎えに行けば子どもは甘えたくてぐずるし、夕飯は食べないし、お風呂には入りたくないと泣く始末。

なんのために働くんだろうと目的を見失ってしまうことも多々ありました。

子どもの笑顔を守りたくて、子どもの夢を応援したくて仕事をしている部分もあるのに、ついつい怒ったり子どもにあたってしまったり、
働き方のバランスって難しいなと感じた日々がありました。

子どものやりたいことと自分の働き方

子どもが小学生になり、中高学年になってくると今度は習い事ややりたいことが増えてきますし、休日は子どもの行事で潰れてしまうことが多くなります。

それまで休日は家族で過ごすことがメインだったけれど、だんだんと予定が入るようになってきて休日が休日じゃないこともしばしば。

子どものやりたいことをどれだけ応援してあげられるかな、と考えていたけれど口先と金銭的な応援だけではなくなり、「送迎」に時間がかかることも増えます。

塾などの送迎もそうですよね。兄弟がいる家では送迎が2倍になることもしばしば。

働く時間をコントロールしながら、子どもたちの「やりたい」を応援していくことも子育てをしている上では出てくる悩み。どちらもいい意味で妥協しながら働く方法を見出すことが解決策となることが見えてきたように思います。

実際、工夫している働き方といえば、スケジュールについて徹底的に考えていくということでしょうか。あまり考えずに行動している日は案の定はかどりません。。

ぼんやりした年間スケジュール

ざっくりした月間スケジュール

翌週を目指して頑張る週間スケジュール

1日をいかに効率的に動けるかスケジュール

といったところをうまく段取りしていく工夫をしています。

時間に追われる働き方からちょうどいい働き方へ

雇用されて、決められた時間を働くことで得られる収入は安定しています。決められた時間で労働する。それをクリアすれば
変な話、60%だろうと120%だろうと、その時間頑張っていれば収入が得られます。もちろん、その働き方が自分のちょうどいい方もいるでしょう。

そういった働き方をする人も、世の中本当に必要とされているのも事実ですし、
大半の方は決まった時間で仕事をする働き方が多いと思います。

決まった時間で働くという働き方で、私は子育てをしながら働くことで余裕を失っていた時期がありました。

切羽詰まった状況は、時に人から心の余裕を奪うこともあります。

というか、子育てをしていると朝から晩まで毎日時間に余裕がありませんでした。

時間に追われる働き方をしていていいんだろうかと、ことあるごとに何度も襲いかかる大きな悩みでした。

一番大きな働き方を変えるきっかけは、3人目を妊娠したタイミングでした。

当時の職種は体力勝負だったこともあり、働けなくなってしまったことがありました。

その時に感じた年齢や妊婦、女性としての劣等感みたいなものを感じましたが、ちょうどこれから先の働き方を見直す良いタイミングだったのかもしれません。

自分にとってちょどいい働き方ってなんだろう。
時間に追われて、子どもたちに「早く!早く!」と追い立てることはもうしたくない。

自分も子どもも笑顔で過ごせる働き方を模索しようと思い、決められた時間で働くという働き方から、自分にとっても家族にとってもちょうどいい働き方を目指すという良いタイミングがあったことに感謝しています。

自分と仕事の関係

社会に出ること、人と繋がること、人の役に立つこと、やっぱり働くことが好きという方多いですよね。(働かなくて済むなら、毎日海に入っていたいけれど・・笑)

家事や子育てとは別に、自分の望む働き方ができない場合もあります。

そんな自分と仕事の関係についてはどうでしょうか?

やりがいのある仕事

子どもが小さかろうと、大きかろうと、子育て中ではなくても、「やりがい」を求める方は多いです。

こちらは平成26年の少し古い調査になりますが、
内閣府の世論調査で行われた 女性の活躍推進に関する世論調査では、仕事を選んだ理由で「やりがいがある」を選ぶ人が61%もあります。

参考:https://survey.gov-online.go.jp/h26/h26-joseikatsuyaku/2.html

お金だけじゃない、条件だけじゃない、やりがいがあるからこそ成長したいと思うし、やりがいがあってこそ頑張りがいがあるというもの。
若くたって、小さい子どもがいたって、短い時間しか働けなくたって、やりがいのある仕事がしたいと思うのは
間違いでも図々しくもなく、人間の働く欲求として当然のことなんじゃないでしょうか。

やりがいがあって自分にちょうどいい働き方を模索するからこそ、
迷ったり、彷徨ったりするわけで。

正社員であろうと、パートであろうと、フリーランスだろうと、やりがいを見出せたらいいですよね。

自分らしい仕事

自分らしく仕事をしたいけどそもそも「自分らしい」って何?って思いませんか?
嫌なことややりたくないことはわかっていても自分らしい仕事ってやってみないとわからなかったりします。

特にフリーランスや起業など一人で仕事をしていくときに「自分らしさ」を見失って迷子になっている人を多く見かけます。

実は人って自分のことが一番見えていなかったりして、お母さんになると尚更自分らしさとか忘れてしまいます。

だからこそ、本来の自分を取り戻したいとか、今の私は本当の私じゃない!と思って
自分探しから始めてしまう人も多いのだけど、自分らしい仕事ってやってみて、好きだと思って、悔しいと思ったり、成長したいと思ったりして始めて見えてくるものなのかな、、と思っています。

ネットショップ運営というちょうどいい働き方

私はネットショップという店主をやったり、時に地域のママたちとラジオ番組を企画運営してみたり、企業のウェブサイトのアクセス解析などをやらせてもらっていますが、始まりはネットショップであり、自分にも、家族にも、ちょうどいい働き方としたいと思った原点はネットショップです。

だからネットショップという「自分の居場所」(大袈裟かな)を通じてできた働き方についてご紹介していきます。

ネットショップのやりがい

ネットショップって一つの商いです。

商売の中の、営業、企画、経理、物流、などなど、、、すべてを一人で行なっていますが、これがまた楽しい。

大変という言葉はあまり似合わないけれど、裁量はすべて自分次第です。

だからこそ、自分ががんばった分だけの成果となってかえってくること、これってやりがいです。

では成果って聞くと売上に感じるかもしれませんが、やりがいってお金だけじゃない。
喜んでくださるお客さまとの繋がり、仕入れ先との繋がり、自分で決められる発信方法や梱包資材。

自分が好きで決められる言葉の数々。

これは会社にいたらできないやりがいなのではないでしょうか。

一人ネットショップのちょうどいい働き方

ネットショップは365日24時間好きな時間で働くことができます。

午前中だけという人もいれば、平日日中だけ、という人も。

もちろん夜中遅くまでパソコンに向かっている人もいれば、朝だけの人もいるし、週末ワーカーの人も。

もちろん、発送業務などコントロールできない部分やお客さまとのやりとりなど突発的なことは多々ありますが、基本は自分のちょうどいい働き方を確立していくことができます。

月1回、1週間だけ、毎日、そんなことを選べるもの一人ネットショップのメリットです。

資金や収入と相談しながら、自分のちょうどいい働き方にしていけそうですね。

社会と繋がるちょうどいい働き方

自分にちょうどいい働き方だとなんだかサボっているようで・・・となってしまいがちですが。(ナマケモノは特に笑)

ネットショップは社会とも直接つながることができるちょうどいい働き方ができると思っています。

製造先、仕入れ先、見込み客、お客さま、リピーターさん、発送業者さん、資材の購入など、すべて自分で行うからこそ、社会の動きを敏感に感じ取ることができます。

円安や円高、世界で起こっている紛争や日本での災害などを間接的にも感じる仕事の仕方をすることで、社会にできることはなんだろう、と深く考えられるようになりました。

これって、なかなかない働き方ですよね。

自分にムリしないちょうどいい働き方

一人でネットショップを運営していく方には、何かの事情があって会社で働けなくなってしまったり、家族のそばにいてあげる必要があったり、自分にムリしないちょうどいい働き方を選択していくことができます。もちろん、個人でできるところまで挑戦したい!という方もたくさんいらっしゃいます。

ちょうどいい働き方って、そんなにすぐ簡単には感じられないかもしれないけれど、頑張れる仕事をしていること自体がありがたいことには間違いがなくて。自分のために、誰かのために働ける。そして自分にムリしないちょうどいい働き方だって大切だと思います。

きっとちょうどいい働き方を考えている方は、頑張り屋さんに間違いなし!と思っていますので。

今回は一人ネットショップの働き方でちょうどいい働き方をしているよ!というご紹介でしたが、

ぜひあなたにとってちょうどいい働き方を目指していってほしいと思います。