オノマトペ一覧|【ショップ店主必見!】商品紹介やSNSで表現を豊かにするヒント

表現を豊かにするオノマトペのアイキャッチ

よし!お店を頑張ろう!

発信をするぞ!

意気込んでみたはいいけれど、

何をどう伝えたらいいのかわからない。

ネコ店長
「あー、あのお店の言葉上手だな」
ワン担当
「この商品、素敵なんだけどどうやったら伝わるのかな」
ネコ店長

「写真だけ載せておけば伝わるかしら」

 

ウェブサイトやInstagram、ツイッターなど、動画でもテキストでも心をグッと惹きつけるような言葉をつかいたい!と思いつつ、ついつい言葉が出てこないことはありませんか?

説明が長くなってしまったり、雰囲気が上手に伝えられない、、

なんて私は語彙力がないんだ〜と落ち込むネットショップオーナーさんや、企業さまから相談をいただくことがあります。

そこで、オノマトペを使うご提案!

商品紹介やSNSで表現をもっと豊かにするオノマトペの一覧をご紹介していきます。

ILLUM UP編集長のさくが、表現を豊かにするヒントを探りました。
日本語って奥深くて、オノマトペも実はたくさんであることに気づきます。
まずは気楽に読んでみてくださいね。

オノマトペとは?

オノマトペとは、音を文字で表現した言葉「雨がザーザー」や

「足音がドンドン」という擬音語。

物事の状態を文字で表現した言葉「肌がモチモチ」「髪がサラサラ」の擬態語。

人や動物の発する声を文字で表現した言葉「ワンワン」「ニャー」という擬声語の大きく分けると3つの種類があります。

自然の音や状態、人の感情の表現など、様々な状態や音を文字で表すことができます。

例えば、「ピカピカ」や「ザーザー」といった雨の音、「コロコロ」や「ブーン」といった物が転がる音、「キュンキュン」といった動物の鳴き声、「ドキっとする」や「ギュッと抱きしめる」といった感情や心理状態の表現などがあります。

オノマトペは豊富に用いられる表現手段の一つであり、文章を書くうえで雑誌や商品説明、手紙、人に何かを伝えるときにたくさんの分野で使われています。

表現を豊かにするオノマトペの使い方とは?

オノマトペは、そもそも言葉でできていない状態や音を文字で表現す。

形容詞や単語だけでは伝わりづらい、言葉にしにくいイメージや感覚を表現することができます。

オノマトペを活用していくことで、特に女性は言葉にならない感覚が大好きですので、上手に利用していけるといいですね。

音を表現するつかいかた

例えば、「サクサク」と音を表現する場合や、「バタバタ」と物音がする場合に使います。

サクサクを表す画像

 

動作を表現する

例えば、「ペラペラ」と紙がめくれる音を表現する場合や、「パタパタ」と羽ばたく音を表現する場合に使います。

紙をペラペラめくる画像

感覚や心理状態を表現するつかいかた

例えば、「キュン」と胸が締め付けられるような恋愛感情を表現する場合や、「ゾクッ」と恐怖感を表現する場合に使います。

 

状態を表現する

例えば、「グチャグチャ」と乱雑な状態を表現する場合や、「シャキッと」ときちんと整った状態を表現する場合に使います。

 

オノマトペは、感覚を伝わる言葉が多いので、強く印象づけたい時に表現力豊かな文章や広告を作る上で非常に有用な手段の一つです。

 

使い過ぎには要注意!オノマトペをつかう時に気をつける4つのこと

オノマトペは、表現力豊かな言葉である一方で、使いすぎには要注意です。

あまり使いすぎてしまうと、稚拙な文章になってしまうことや、感覚を表す言葉が多いので、逆に説明が曖昧になってしまうことも。

商品説明文や、スッと通り過ぎてしまうSNSでは、「わかりやすさ」がとても大切です。

わかりにくいとお客さまはその場ですぐ離脱してしまいます。

読んでくれる方を疲れさせない、違和感を感じないために、以下のような点に注意する必要があります。

文脈に合った使い方をする

オノマトペは、文脈に合わせた使い方が重要です。例えば、落ち着いた商品を紹介するお店で「ドキドキ」と表現するオノマトペを使うと、違和感を与えることがあります。無理につかわず素直に「心惹かれる」に変えるなど、つかうタイミングを意識しましょう。

言葉のバランスを考える

オノマトペを多用すると、文章や文書のバランスが崩れることがあります。ひらがな、漢字、カタカナの配分も大切ですので、適度に使い、文章全体のリズムやバランスを考慮することが大切です。

読んでくださる方の感覚を想像する

オノマトペは、感覚や音を表現することで、名詞や形容詞だけでは伝わりにくい状態に、直接イメージを与えることができます。

そのため、読んだときにどんな状態を理解してもらいたいかを想像し、それに合ったオノマトペを選ぶことが大切です。

また、オノマトペは個人の感覚によって表現が異なる場合があります。例えば「ポコポコ」という表現をする場合に、ぽっこりしているのか、音なのか、わからない表現になってしまうときには、「何が」「どうなっている」とわかる言葉で文章を構成していくといいでしょう。

言葉の使い過ぎに注意する

オノマトペは、響きが良いため、ついつい使い過ぎてしまいがちです。

使い過ぎると単調になり、稚拙に感じられてしまうことがあります。

以上のように、オノマトペは表現力豊かな言葉である一方で、使い方によっては読む方に違和感を与えることもあるため、つかい方には注意が必要です。

 

魅力的な文章にするためのオノマトペ一覧

オノマトペをつかうことで商品紹介やsnsの文章をさらに魅力的にしていきましょう。

よくつかう商品説明や女性向け、赤ちゃん向けのオノマトペを例に上げてみました。ぜひお店や企業のコンセプトに合った言葉選びをしてみてくださいね。

可愛い表現のオノマトペの例

可愛いを表現する画像

  • ぴょんぴょん、ぴょこぴょこ、ぴょこり、ぴょこっ、ぴょん
  • くるくる、くるっと、くるり
  • にゅるにゅる、にこにこ、ニコリ、
  • ぽってり、ぽかぽか、ぽっかぽか、ぽっこり
  • ふんわり、ふわふわ、ふわっ、ふんわ〜り、ふわっと、ふわりと、
  • もふもふ、もこもこ、モフモフ、もこっ
  • きゅんきゅん、きゅんと、キューン
  • うとうと、うっとり
  • まるっと、まるまる、まるっこい
  • プルプル、ぷるん

 

可愛い動物の動きや、柔らかい素材の触感を表現するオノマトペが多いですね。

美しい表現のオノマトペの例

美しいを表現する

  • はらり、はらりと
  • さらり、さらさら
  • くるり、くるくる
  • しなやか、しなり
  • ひらり、ひらひら
  • つやつや、つるつる、ツヤツヤ
  • ころり、ころころ
  • そよそよ、そよ○
  • きらきら、きらりと
  • しずか、しずかに
  • きらきら、きらり

美しいものの動きや、光や音、静かな雰囲気を表現するオノマトペが多いですね。

落ち着きのあるオノマトペの例

落ち着きのある

  • のんびり、のんびりと
  • そよそよ、そろり
  • ゆっくり、ゆったり
  • しっとり、しっとりと
  • しっぽり
  • やわらか、やわらかい
  • ゆらゆら、ゆらりと
  • ぼんやり、ぼんやりと
  • ほっ

自然の風景や、落ち着いた雰囲気を表現するオノマトペが多いですね。

上品なオノマトペの例

上品を表現する画像

  • ひんやり、ひらり
  • きらめく、きらり
  • しとしと、しとやかに
  • たおやか、たおやかな
  • きらりん、きらりと輝く
  • うるうる、うるっと

品があり、美しさを表現するオノマトペが多いですね。

赤ちゃんを連想させるオノマトペの例

赤ちゃんを表現する画像

  • ぐずぐず、ぐずっ
  • ちゅうちゅう
  • ぎゅっと、ぎゅう
  • むちむち、むちっと、
  • もちもち、もちっと
  • ふわふわ、ふわっと
  • ぷくぷく、ぷくっと
  • もぐもぐ
  • ころころ、ころん
  • ぱたぱた
  • ぺろぺろ、ぺろっ
  • はにゃはにゃ、
  • ギャーギャー
  • にこにこ、にっこり
  • すべすべ

赤ちゃんの状態を表現するオノマトペが多いですね。

古さを感じるオノマトペの例

古さを表現する画像

  • くすん
  • こわばり
  • ざらざら、ざらり
  • ふんわり、ふんわり
  • しっとり、しとしと
  • ごつごつ、ごつっ
  • ぼんやり
  • がらがら

古いものやアンティークの風合いを表現するオノマトペが多いですね。

海を連想するオノマトペの例

海を表す画像

  • ざわわ、ざぶん
  • ひゅうひゅう、ひゅう
  • ざばーん
  • じゃぶじゃぶ
  • ちゃぽちゃぽ
  • くるくる、くるっ
  • ぬくぬく
  • ぶくぶく
  • きらきら
  • ふわふわ
  • コロコロ
  • サラサラ

海の音や波、あわを表現するオノマトペが多いですね。

宝石を連想するオノマペの例

宝石を表現する画像

  • ぴかぴか、
  • つやつや、つやり
  • ころころ
  • ころり
  • ぷるぷる、ぷるんと
  • きらきら、キラキラ、きらり
  • うるうる、うるん

宝石の輝きや形、触感を表現するオノマトペが多いですね。

肌を表すオノマトペの例

肌を表す画像

  • つるつる、つるり
  • すべすべ、すべっ
  • ふわふわ、ふわり
  • しっとり、しっかり
  • ざらざら、ざらり
  • さらさら、さらり
  • ねっとり、ねとっ、ねちょっ
  • ひんやり、ひえひえ
  • ぬくぬく、ぬくり
  • つんつん、つん

肌の触感や質感を表現するオノマトペが多いですね

陶器を表すオノマトペの例

陶器を表す画像

  • ごつごつ、ごつり
  • ざらざら、ざらり
  • つるつる、つるり
  • ぶつぶつ、ぶつり
  • がさがさ、がさり
  • かりかり、かりっ
  • ころころ、ころり
  • がちゃがちゃ、がちゃり
  • きらきら、キラキラ
  • しんしん、しん

陶器の表面感や質感、釉薬の輝きを表現するオノマトペが多いですね。

木製を表すオノマトペの例

木を表す画像

  • カサカサ、サラサラ
  • ガサガサ、ザラザラ
  • こすこす、
  • こつこつ、こつり
  • ころころ、ころり
  • すべすべ
  • つるつる、つるり
  • ゴツゴツ

木の質感や音、動きを表現するオノマトペが多いですね。

温かみのあるオノマトペの例

温かみの表現の画像

  • ぽかぽか、ぽかり
  • ほっこり、ほっこり、ほかほか
  • わぁん、ほわあん
  • にこにこ、にこり
  • ぬくぬく、ぬくり
  • ふんわり、ふわっ
  • ほわほわ、ほわり
  • とろり、とろとろ

温かみや柔らかさ、やわらかな触感を表現するオノマトペが多いですね。

柔らかさを表すオノマトペの例

柔らかさを表現する画像

  • ふわふわ、ふわり
  • もちもち、もっちり
  • やわらか、やわやわ
  • とろとろ、とろり
  • しっとり、
  • ねっとり、ねとっ
  • ほわほわ、ほわり
  • すべすべ

柔らかい触感や質感を表現するオノマトペが多いですね。

食べ物を連想するオノマトペの例

食べ物を表す画像

  • くるくる、くるっ
  • サクサク、サクッ
  • パリッ、パリッ
  • カリカリ、カリッ
  • プチプチ、プチっ
  • もちもち、もったり、もっちり
  • もぐもぐ、モグッ
  • ほろほろ、ほろっ
  • チューチュー
  • バリバリ、バリっ
  • ひんやり
  • ホワホワ

サクッとした食感やカリッとした歯ごたえを表現するオノマトペが多いです。また、くるくるとした転がり感を表現する言葉や、しっとりとした噛み応えを表現する言葉もあります。

女性を表すオノマトペの例

女性を表す表現

  • きらきら
  • ふわふわ
  • ふんわり
  • つるつる
  • すべすべ
  • きゅんと
  • ぴちぴち
  • しなやか
  • キラリ
  • スッと
  • しゃんと

女性を表すオノマトペには、柔らかさや輝き、美しさ、愛らしさ、上品さなどを表現する言葉があります。また、若々しさや引き締まった印象を与える言葉もあります。

感情を表すオノマトペの例

感情を表す画像

  • ウキウキ
  • ウジウジ
  • ウワアア
  • オロオロ
  • カッカと
  • ガツンと
  • ガッカリ
  • ギュッと
  • グッと
  • コワッと
  • シクシク
  • シンシン
  • ズキズキ
  • スカッと
  • スンと
  • ソワソワ
  • ドキドキ
  • バクバク
  • ブルブル
  • ムカムカ

これらのオノマトペは、感情を表現する言葉として様々なシーンで使用されます。

日常的なコミュニケーションでも、相手の感情を表現したり、自分自身の感情を表現する際に使われることがあります。子育て中の方は絵本でもよく見かけるオノマトペがたくさんありますね。

カタカナで表すオノマトペの例

  • ギラギラ
  • カラカラ
  • キラキラ
  • グラグラ
  • ゴロゴロ
  • サラサラ
  • ジリジリ
  • スカスカ
  • スベスベ
  • スリスリ
  • チラチラ
  • ツルツル
  • トントン
  • ニコニコ
  • ピリピリ
  • ブルブル
  • プルプル
  • ポロポロ
  • マシマシ
  • モチモチ

カタカナで表すと、印象的で覚えやすいオノマトペ。

「ギラギラ」と続けて使用したり、「ギラリ」と「ギラッ」としてみることで、さまざまな場面でつかうことができます。

食品の商品名「プチッ」「カムカム」や飲み物「ゴクリ」やコスメ商品名「ツヤ〇〇」などにもよく使われます。

まとめ

オノマトペをつかってどんどん魅力的な表現をしていきましょう。

どうやって伝えたらいいかわからない。それでも商品やサービスを広めたい。

自分の想いを伝える練習をたくさんしてみてください。

豊かな表現ができることで、商売にも、人と話す会話も楽しくなります。

努力することで、心も豊かになりますので、ぜひ試してみてください。