ネットショップってどんな場所にいてもどんな時間でも販売できるから楽しい仕事です。
自分の好きなものでお客様と繋がり、個人や自社、小さいながらも運営をしていくことができます。
そんなネットショップ、手軽に始められるけど知識がなくて難しい!と悩まれている方も。ネットショップを始める方、もっとちゃんと運営していきたいな、と思っている方にぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
ネットショップのドメインとは?
ネットショップをつくるときにウェブサイトを構成する上で一番はじめに決めるのが「ドメイン」です。こだわりの良いものを販売していきたい、世の中にもっと商品を知ってもらいたい、などネットショップは身近にできる社会貢献としてどんどん増え続けています。そのため、初期費用がかからず作れるBASEやSTORESなどでも手軽に作れるようになりましたが、ドメインって何?サーバーって?などつまづく方が多くいらっしゃることも確かです。
このページでは、個人や小さな会社がネットショップを始める時のドメインについて詳しく解説していきますね。
ドメインとは?
ドメインとは、「インターネット上での住所」です。
砂漠の砂の数ほどあるWEBサイトの中で、自分のウェブサイトを見つけてもらうための大切な情報です。
もう少し詳細をご説明すると、
IPアドレスは数字で表す住所
ドメインは数字をもっとわかりやすくしたWEBサイトの住所です。
共有ドメインとは?
BASEやSTORESをはじめ、ネットショップ作成サイトはとてもたくさんあります。
今すぐ簡単にネットショップができる!の流れでネットショップを作成していくと
「https://〇〇.base.shop」「https://〇〇.stores.jp」などで簡単に自分のネットショップができます。
〇〇の部分は店舗名を入れたり、自分の好きな文字にすることができますが、どのサービスサイトで作成しているのかが一目瞭然になります。
これはアメブロや楽天、NOTEも共有ドメインになっていますよね。
共有ドメインの良いところは、管理が不要である、ということです。
しかしながら、ネットショップサービスサイトを変更したい時や、サーバーを引越ししたい、となったときにドメイン移管できないことも多く、その都度ドメインを変える必要が出てしまうこともあります。
特に変える予定はない、共有ドメインでも何も不自由していない、という場合にはそのままでもちろん大丈夫です。
独自ドメインとは?
では、独自ドメインとはなんでしょうか?
その名の通り、世界に唯一無二の自社だけの住所が作成されます。
独自ドメインはネットショップ作成サービスサイトで有料で作成することもできますし、
ご自身でサーバーを借りて「お名前.com」や「ムームードメイン」などドメインを自分で取得することもできます。
覚えやすいドメインにすることもできますし、屋号を取り入れたり、サービスを取り入れたり、オリジナリティを出すこともできます。
ネットショップで独自ドメインにするメリット3選
ではもう少し詳しく、ネットショップで独自ドメインにするメリットについてお伝えしていきますね。
独自ドメインにするとショップ名を覚えてもらいやすい
独自ドメインにするときにhttps://〇〇.netやhttps://〇〇.comなど、短い文字で表すことができるので、ショップ名として覚えてもらいやすいです。
ショップカードや、WEBサイトでの紹介、InstagramでショップのURLを記載する時にも短くてわかりやすいため、ブランディングもしやすくなります。
短くて覚えやすいサイト名にすることで。お客様との距離も縮まりやすくなります。
独自ドメインは唯一無二の資産になる
ネットショップサービスサイトを乗り換えてもそのまま使えることはもちろんのこと、ネットショップで独自ドメインをとっておくことの最大のメリットは自社(あなた)だけの資産になるということです。
ドメインは長く使用することで価値も高まりやすく、またSEO対策と言って、どれだけ多くの方に来ていただけるのかの施策としても効果的です。
世界にたった一つの住所、これは簡単には捨てないでくださいね!
ネットショップを育てていくときに、ドメインも一緒に育っていくことができますので、
独自ドメインは大事にしたい存在です。
独自ドメインでメールも送りやすい
ネットショップを運営していると、メールでの発送通知や新入荷お知らせメールなどお客様とのやりとりなど頻繁にメールは使用します。ネットショップでメールアドレスを使用する場合にはフリーメールのものよりも独自ドメインで取得したメールアドレスの方が誰から届いているのか、ビジネスとしてちゃんとしているのかなどの信頼性も高まります。
また、社員やスタッフを増員した場合やカスタマーサービスなどメールアドレスをいくつか増やす場合にも独自ドメインで@の後ろが共通していればお客様にも信頼していただけます。
ネットショップで独自ドメインにするデメリット
では逆に独自ドメインにするデメリットはなんでしょうか?
手軽さとコストを重視されている方にはデメリットもよく理解された上でご検討されてみてくださいね。
独自ドメインはウェブの知識が必要
ネットショップを運営するのは商品だけの知識があればいいわけではありません。
独自ドメインもウェブの知識は必要になります。
もしも使用しているネットショップ作成サービスが無くなってしまったら?なんらかの理由でサイトを引っ越さなければいけなくなったら?
サーバー、ドメインの関係など自己管理が必要になります。
そもそも設定自体がわからなーい!という場合もあるはず。
だけどそこをクリアしてネットショップ運営して成果を上げている方もいらっしゃいます。
独自ドメインは費用が発生する
世界でたった一つの住所である独自ドメインを取得し、継続していくためには、費用が発生します。
ネットショップの運営での固定費になりますね。
.com .net .shopなど、費用は年間で1000円代〜4000円代などさまざまです。
長く続けていくお店にするには、この費用も大切な経費になりますね。
ネットショップの独自ドメインの決め方
ここまで読んで独自ドメインについては理解していただけましたか?
ここからは独自ドメインを決めるときにどうしたらいいの?という疑問について解説していきますね。
ドメインを決めるときに気をつけること3つ
- 一度決めたドメインは変えることができない
- サービスや店名などわかりやすいドメインにしましょう
- ドメインが取得可能かどうかを確認しましょう
ドメインの選び方
自分のオリジナルの文字列の後につけるドメインを決めましょう。
自分の希望するドメインが取れない場合もありますので、確認をしながら進めることをお勧めします。
こちらのサイト(https://www.makko.biz/)では、自分の希望するドメインが取得可能かどうかを確認できます。
また後ろにつけるドメインによって、価格も異なります。
一度作成したら変更することができないので、自分のベストなドメインを決めていきましょう。
ドメインの取得方法
自社サイトを作成する場合に、各ネットショップ作成サイトでの説明をみてみましょう。
Shopifyで独自ドメインを取得する場合
Shopifyでの共有ドメインはストアを作成したときに、「○○.myshopify.com」というドメインが付与されます。独自ドメインにしたい、という場合には、Shopify内でもお手続きが可能です。
参考:ネットショップにドメインを設定・指定する方法をご紹介
https://www.shopify.com/jp/blog/setting-up-your-domain
Baseで独自ドメインを取得する場合
BASEでの共有ドメインはストアを作成した時に「https://OOOOOO/thebase.in」というドメインが付与されます。BASE内で別のドメイン取得することも可能です。すでに持っているドメインでも使用できるとのことですが、「独自ドメインApp」をインストールする必要があります。
詳しくはこちらから https://apps.thebase.in/detail/6
参考:ドメインってなに?サブドメインや独自ドメインについて、初心者向けにまとめました。
Storesで独自ドメインを取得する場合
STORESでの共有ドメインはストアを作成した時に「https://〜〜.stores.jp」というドメインが付与されます。
STORESであれば、スタンダードプラン(月額利用料2,178円)に加入すると無料で独自ドメインの設定ができます。
参考:ネットショップ(ECサイト)を開設するなら必須?独自ドメインの特徴まとめ
https://officialmag.stores.jp/entry/kaigyou/original-domain
ネットショップのドメインで困ったら相談しよう
独自ドメインにするのか、共有ドメインにするのか、自分のネットショップのことについて迷いや悩みがあるなら一つずつ問題をクリアしてネットショップ運営を楽しくしていきましょう。
個人ネットショップ運営に困ったら相談しよう
イルムアップでは、個人でネットショップ運営する方向けの個別相談を行っています。
小さい専門店の現役店主だからこそ、孤独な運営の悩みや気持ちもわかって安心です。